松岡亜音(まつおか あのん)選手インタビュー
2021年9月にJPSA公認プロとなってすぐに、JPSA大会で優勝した松岡亜音(まつおか あのん)選手。
4歳でサーフィンを始め、10歳で単独カリフォルニア修行に行き、数々の大会で多数成績を残してきた15歳のアノンちゃんにインタビュー。
-JPSA公認プロ、ならびに「JPSA 2021 プロサーフィンツアー「さわかみチャレンジシリーズ第25回茨城サーフィンクラシックさわかみ杯」優勝おめでとうございます!まずは大会で優勝した時の気持ちと、現在の心境を教えてください。
優勝した瞬間は、「楽しみながら自分のサーフィンを出しきる」と言う目標を達成することが出来て、とにかく嬉しかったです!!
今はこの結果がとても自信になっていて、もっともっと上を目指して頑張ろうと言う気持ちがとても強くなりました!
-JPSA公認プロになったことで気持ちや環境など、何か変化はありましたか?
気持ちや環境は今までとあまり変わらないです!
小さい頃からの積み重ねでやってきたことが今に繋がったと思うので、もちろんこれから少しは変化があると思いますが、芯は変わらずやってきたいと思います。
プロ転向後の初戦、JPSA ムラサキ鴨川オープン 3位
-南房総千倉の海の目の前に自宅(サーフショップ)があるとのことですが、普段どんな1日を過ごしているか、教えてください。
朝起きたらまず、自分の部屋の窓から海を見て波があれば千倉でサーフィンをし、移動が必要な時は波のあるところを目指してサーフィンに行っています。
また、私は通信高校に通っているので、サーフィンの合間に自宅で勉強をする毎日を過ごしています。
-サーフィンの日頃の練習や大会に出場するときに心がけていることを教えてください。
練習では課題を作り繰り返しトライし、できるようになったらまた次の技や気をつけることを課題にしサーフィンをしています。
大会に出場するときにはいつも、「トライすることを楽しむ」と言う目的を掲げ、勝っても負けても上がってきた時には笑顔になれる試合をすると言うことを心がけています!
-4歳からサーフィンを始め、プロを目指すきっかけはありましたか?それはどんなことですか?
5歳の時に始めてコンテストに出て、6歳で初優勝を体験したりして、試合の楽しさを知り気づいた時にはプロになりたいと言う気持ちがありました!!
-10歳での単独カリフォルニア修行、一番の思い出を教えてください。
初めて入ったトラッセルズのロアーでサーフィンしたのが一番の思い出です。
世界にはこんなに良い波があるのだと衝撃を受けました。
-海外の人たちとサーフィンや日常を一緒に過ごすことで、何か得たものや感じたことはありますか?
初めて行ったカルフォルニアでは、同年代の女の子達が沢山居て、みんなが切磋琢磨してサーフィンをしている姿を見て、自分ももっと頑張ろうという刺激をもらえたことです。
-今注目している選手(国外問わず)がいれば教えてください。その選手のどんなところに注目していますか?
アメリカのグリフィンコラピント選手とブラジルのヤゴドラ選手が好きなサーファーです。
2人とも、私と同じLOSTSURFBOARDにのっていて、グリフィンコラピント選手は全てのターンが一筆書きの様にスムーズで見ていてとても気持ちいいサーフィンをしているところが好きです。ヤゴドラ選手は、とてもスタイリッシュで凄い技をどんどん繰り出しているところが好きなところです。
-女性サーファーとして良かったことや、逆に辛かったことなどがあれば、教えてください。
良かったことは、サーフィンを通じて切磋琢磨出来る仲間が沢山増えたことです。
辛かったことはあったと思いますが、その日の内に消化するしてしまうことが多いので、あまり覚えていません!笑
-サーフィンは海という自然を相手に向き合うスポーツですが、サーフィンを通して自然や海に対して何か思うことはありますか?
今ではサーフィンは私の一部となり、なくてはならない存在になりました。
同じ人間が居ないように、同じ波はありません。その来た波一本一本にどう自分のライディングを描いていくかがサーフィンの魅力だと私は思います。
-今後の出場予定の大会や、スケジュールを教えてください。
・11月15日〜11月17日のJPSAさわかみチャレンジシリーズAll Japan田原プロに出場予定です。
-最後に今後の目標を教えてください。